高校入試で過去問題集をやってみたんだけど
我が家も初めの子供の時はいったいどこからどうやって手を付ければわからず、とりあえず高校入試の過去問題集を買ってきて、息子にやらせてみたりしましたが・・・・。
どうも結果が伴わず・・・なぜ?ってなってました。
周りの親御さんに聞いてみると様々な失敗談があって、
模試では合格ラインを維持していたんですけど、高校入試が近づいてきたので過去問題集をやり始めたところ、挑戦した難関校の過去問が思うように解けなく 本人も「こんなはずはない」とパニック状態になってしまい。大変でした。
やら
最初は意気込んでやっていたんですけど、続かなくって・・・。結局ほとんどやらなかったわねー
なんてこともあったりして、うちと一緒だなーなんて結局納得してしまったのがいけなかったんですよね。
高校入試過去問題集はいつから始めたほうがいいの?
周りの親御さんに聞いたら、うちと同じで安心したというか、どうすればいいのかわからなくなったんですけど、ふと『点数が取れればいいんだから、難しい問題の10点も優しい問題の10点も同じじゃない』ということに気づきました。
だから、とりあえずできそうな問題を初めて行くことに決めました。
それを始めたのが実は『冬休み』。
遅いでしょ〜それじゃ!!
そうなんですよ。遅いんですよねー。
後で知ったんですが夏休み前か終わるまでには一回終わらしておくのが常識だったらしい・・・・。
過去問題集って一回で終わりにしてはいけないんですって。
何回かやることで、傾向がつかめるし本番の時に落ち着いて回答できるようになるということ。
もし、お子さんがまだやっていないとしたらとりあえず、英語と数学だけは早急に済ませることをお勧めします。
それと、定期テストも大事ですので、定期テストのときの勉強も怠りなくやりましょう。
定期テスト期間中はそのことに集中して、過去問題集はやらなくても大丈夫です。
過去問題集はどんなのを選ぶの?
次に悩んだのが、私が買った過去問題集は子供にあっていたのだろうか?ということです。
1、実力に見合った問題集だったか?
2、自分一人でも理解することができたか?
3、10年以上もさかのぼってやる必要があったのか?
過去問題集はいうなれば、高校入試試験という本番の練習なんですよね。
ということは、あまりレベルが高すぎて、毎回間違ってばかりいたり、間違っても誰も教えてくれない、古すぎて傾向が変わっているといったことがあると、子供たちは迷ってしまうし、自信を無くして、実力が発揮できなくなって、つまらなくなって、勉強しなくなる。と負のスパイラルに入ってしまうのだということが分かったのです。
いやー本当に失敗しましたね。経験がないために高けりゃいいんじゃないかってことであまり考えなかったのも親としては失格でした。
入試予想問題は、あくまで「予想」。本番の入試では、必ず同じような問題が出るというわけではありません。また、収録年数が多ければ多いほど良いというわけではありません。なぜなら、過去問は勉強の量よりも「質」が大切だからです。過去3〜5年分を解いてそれで十分なんですね。
ということで、「詳しい解説がついている上に、実力に合っている過去問題集」を選ぶことが大事なんです。過去問を解く最大の目的は、「今、どういう問題が解けて、どういう問題が解けないか」を知ること。ですから、できなかった問題はもう一度解説を読んで、しっかりとおさらいをすることが先決ですね。
過去問題集の本当の活用方法
過去問題集は『入試のための練習』とするならば、どのくらいの点数を取れば合格できるのかをしっかり把握してやるべきです。
得意な科目では何点、苦手な科目でも何点、そしてトータルでどのくらいになれば志望する高校入試で合格できるのかをはっきりさせることが先決です。
そういった目標値をしっかり持って過去問題集を解くことで目的を達成するプロセスを学ぶことができてくるのです。
そして、次にするべきは、試験の行われる時間帯に合わせて、過去問題集を科目ごとに時間で区切って行うこと。
この時に大事なのは、時間と環境です。
時間は夜に行わず必ず試験が行われる昼間の時間帯でやるのが最適です。なぜなら、夜型の頭のままでは昼に試験が行われるときに、実力を発揮することができないことが多いのです。
そして、環境。机の上には試験当日に持っていけるものだけを置いて、できるだけ試験会場と同じ環境でやることで落ち着いて、入試に挑むことができるようになります。環境って大事ですよ。
最後に実際にやった後、『復習』
間違ってしまったのはしょうがないので、なぜそこが間違ったのかを明確にして、入試の時の点数のずれを最小誤差にまでもっていくことで志望高校の合格率がぐっと上がります。
以上が、実は息子と娘がやったことです。
たったこれだけですが、彼らが志望する高校に入り、非常に楽しい高校生活を送れたことは、親として本当に幸せでした。
今受験生を抱えてお悩みの親御さんも、やることは一つ。『環境を整えて、応援する』これに尽きると思います。
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